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「覆面作家企画 わたしはだぁれ?」あとがき
2006年 01月 31日 |
下の記事書いてすぐにコレを載せようと思ったんですが、爆睡してました……。
ついでに午前1時~午前十時までブログがメンテナンスのようです。あわわわ。

それでは、もう推理はいいよ、という方だけクリックどうぞです。無駄に長いです。
ト、トラックバックってどうやって飛ばすんでしたかな……これはメンテが終わってからにしようそうしようorz

ええと、あとがきテンプレートは莅樺 想さんのブログのものを使わせていただきました。
(莅樺さんも楽しい企画ありがとうございました!)



[作品名] 『花、ふたつ』

[作者名] 昴秀竜

[作者サイト] 『七人姉妹と竜の部屋』(http://7thdragon.nobody.jp/)

[掲載アドレス] そのうち改訂して掲載

[企画内でのブロック・アドレス] F-8

[ジャンル] 異世界ファンタジー

[作品あらすじ]
とある歌うたいの、初恋と失恋による絶望と怒りと悲しみが癒されるまでの話。
身も蓋もなく言うと、「ある男が勝手に失恋して勝手に絶望して勝手に荒れて勝手に自己解決する話」(ホント身も蓋もないな)

[その他作品情報]

・元々この作品を提出するつもりでした?
いいえ(きっぱり)。
元々は歴史モノ(モドキ)を提出する予定でした。
内容は
「救国の英雄が失脚寸前!彼の末の娘はまだ五つ!パパ心配だからもう婿探しちゃうよ!
あ、気骨がいいのがいたじゃない!その男はまだ若くて25才!
20の年の差どうすんだ。義父は気にしないよいえ僕が気にします!
さて十年後純粋に育った娘さんに婚約者が商売女といるところを目撃してしまいサァ大変!」でした。
どこが歴史ものだ。
つーかこんなイロモノ提出しようとしてたのか私。(これはそのうち真面目に書きます)(ええ真面目に)

・フェイクや罠はありましたか?
結果的にありました(無意識の罠)。
 
文頭文字下げ(段落下げ)です

「提出するものだから文法はちゃんと守らなきゃね☆」とか思ったら罠になったようです。
わざとじゃなく……ああ石が!

・初日に言ってたびっくりしたことって?
他ブロックに同じ名前の登場人物さんがいらっしゃいました。
本気で焦りました(笑)。

・執筆期間は?
二晩くらいかな(^^;
私の場合短編はイキオイが命です。止まるともうだめです。
書き終えた後はほんとうに提出するかなやみつつ3日くらい推敲してたような。

・最初にストーリーを思いついたのはどんな時でした?
最初のネタがぼつった後、悩んでいたら今の連載とは別に考えているファンタジーのお話の脇役のことが頭に浮かびました。
シュウのことです。
で、この人は失恋するということはわかっていたのでそこから話を膨らませました。
ただ、そちらのお話(元になった話)のシュウは心優しく控えめな男性です。「花、ふたつ」のシュウとは正反対の性格をしてます(^^;
またフルーレもあの性格に「気が強い」が加わります(^^;ついでにいえば黒の竜騎士とは相思相愛にはなりますが結婚は出来ません。
つまるところ別人(笑)

・それから、どのように展開しましたか?
あのように(笑)。細かいところ意外はほとんど修正してません。

・話の締めには苦労しましたか?
私の場合、冒頭と同時に結末も浮かんでくるので苦労はなかったです。

・削ったエピソードや、書き込めなかった裏話などがあれば教えてください。
シュウの上空を竜が行くシーンでは、実は傍らに名無しの彼の友人が居ました。
酒場のシーンでは店の店主が居ました。
そのほかにも色々あるんですけどこれは改訂版で。

・その作品の続編を書きたいですか?
機会があれば「元の話」のほうは書きたいなぁと。

・その作品の中で、気に入っているところはどこですか?
このシュウってなかなか私の作品だといないタイプかも、というところが。
うちにいるのはほとんどがヘタレかしっかりモノかおばかさんなので(^^;)わがままタイプというのは貴重かなぁと思いました。

・推理期間中の感想の中で、褒められた点は?
「20枚でよく話を収めた」が一番多かったかな。
ええと最初は25枚ありました……。
あと「優しい」とか「さわやか」ともいただきました(^^ゞ
ちなみにわりとあった「ライトノベル」には「へぇ~」と思いました(自覚なし!)

・執筆する際、推理をかわすために何か気を配りましたか?
いえ特に。というか段落下げは本当に罠になるとは思わず……(汗)

・推理される側になってみてどうでしたか?
構ってもらえるって楽しい……!(可哀想な子)

・こうした条件の下で作品を書いてみて気付いたことはありますか?
無駄な描写を削ると短くなる!

・他の書き手さんと比較してみて気付いたことはありますか?
個性っていうのはどんな人にもあるもんだなぁと。

・その作品だけに限らず、執筆生活全体で気をつけていることはありますか?
あまり独りよがりになりすぎず、かといってすべてを説明しない。

・他の参加作品の中で、一番印象に残っているものはどれですか?
実はまだ全部読みきれてなく……(汗)。テストめ(泣)!
これからじっくり読ませていただこうと思います。

・今回の参加者さんの中で、ぜひともお近づきになりたいと思った人は?
ち、チキンなのでコソ~~~と伺ってます。掲示板とかあなたのメールソフトに現れたらかまってやってください。(妖怪か何かか)

・読み手さんに一言。
読んでいただいてありがとうございました!
良い時間を提供できていたらよいのですが。

・他の参加者さんに一言。
もうレベルがたかくて、笑うしかありませんでした。
皆さんの感想はこっそり楽しんでいたのに、ロクに感想かけなくて申し訳ありません。
それだけが心残りです。
ありがとうございました!

・企画者さんに一言。
企画・運営、本当に本当にお疲れ様でした!
71作品、という数を聞いたときはほんとうにびっくりしました。本当に運営は大変だったと思いますが、開催から正解発表までがスムーズで、尊敬です。
楽しい企画をありがとうございました!


[その他もろもろ言いたいこと]
・「花」
テーマであった「花」ですが、女性二人を花に例えたことでギリギリクリア?しました。
他の作家さんの作品には具体的に実際の花が出てきて∑( ̄▽ ̄;となりました(笑)
このような使い方になったのは、私があまり草花に詳しくないという背景があります……。言わずもがな、「干ノ手」の持ち主ですorz
お見舞いや贈り物にはお菓子がいい派です(汗)。

・悩んだこと
これを書き始めたとき悩んだのが「ギルド」という存在だったりします。
私は歴史をやっているもので「ギルド」というと「商工業者組合」みたいなイメージがあり、このお話の中で使われている「ギルト」のイメージとはちょっと隔たりがあってこの単語を使用するのには迷いがあったんです。
でもファンタジー世界では一般的な単語なので最終的には使用しました。
その前は「工舎」という単語を使おうとしてました。はい、竜騎士といい竪琴師といいアン・マキャフリー女史の『パーンの竜騎士』の影響うけまくりです。
ただそこは「竜騎士と竪琴師ときてそこに工舎もいれちゃうのはなんぼなんでもイカンだろ」と思い、ギルドに……(^^;)
(ただし、もちろんこの世界で竜騎士が立ち向かっているのは糸胞ではありませぬ・笑)

・イメージ曲
お話を書くときは大体音楽をかけていて、イメージ曲というのも大げさにあったりします。
今回はギタリスト田川伸治さんのアルバム「GLOBAL GROOVE」の6曲目「EMOCION」でした。(なぜか「TION」でなく「CION」なんですよね)
エキゾティックなスペインギター風(フラメンコっぽい?)の楽曲です。踊り子の踊りのイメージもそのままこの曲だったりします(笑)
いただいた感想の中で「シュウに暗さがあまり感じられない」というものがありましたが、それは私の技術不足とこの曲が根底にあったということがあるかもしれません(8:2くらいで)(ほんど技術不足じゃないか)

by 7thdragon-sister | 2006-01-31 00:10 | 自分の小説とか