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ちょっとハラワタにキたこと。
2005年 06月 28日 |
とある授業の先生なんですがね。
授業終了毎に先生の持つ(講義用というか研究用といった感じの)HPにテストのお得情報が乗っかるという授業があるんです。

そして今日も授業が終わったので、HPをチェックしにいきました。





そしたら、トップに新しいページへのリンクが張られていまして。

タイトルは「大学生でPCは常識」。

まぁこの時代だしなぁ、と思って読み進めてちょっとカチーンとキました。


要約すると、
「最近何人かの学生にPCを持っていないので、先生のページが見れないと言われた。
大学生でPCを持っているのは常識ではないのか?
15万あればPCとプリンタが買える。就職にも役立つのに、持ってない学生が多すぎる。

私は大学一年のときに当時16万のワープロを買った。
レポートに役立つからだ。
今時の学生はPCを持っていなくてどうやって勉強するのだ?
PCは必需品だ。
少なくとも私はPCがないと研究ができない。

PCがなくても不便に感じない学生は、大学で全く勉強していない学生であるといっても差し支えないだろう。
15万は確かに大金だが、少なくとも、15万を犠牲にしてでもPCを買う人は、
買わない人よりも勉強に対して「努力している」と言える。


テキストを買わない学生にも言うことがあるが、
「小さなところでケチってると、自分という人間まで小さくなってしまう。」
本当に能力のある人は、必要なところには十分なお金をかける。

パソコンも同じなのである。」



なんか失礼だと思いませんか。
パソコンがないと研究ができない?
じゃーあなたは電気が供給されなくなったら学者やめるのかと。
古代から「~家」と言われた人たちは研究してなかったのかと。

そしてなぜ「パソコンを買っていない・不便だと感じていない=まったく勉強をしていない学生」になるのか?

パソコンは生活に潤いを与えてくれますし、便利です。
でもまだパソコンは高価で家庭の事情で買えない人もいるのです。
一人暮らしの人も多いのです。ネット環境の確保もできないひともいるでしょう。
それでも上手に勉強してるまじめな学生もいます。
ネット上で論文が読めないから、高いお金を出して書籍を取り寄せている人もいます。
パソコンがなくても充実したキャンパスライフを送り、立派な社会人になるひとも多いことでしょう。
なぜその人たちを「テキストを買わない学生」と一緒にするのか?
テキストは2000円。
パソコンは150000円。
そもそも桁が違います。
あなたは大学の教員ですから、パソコンも買えるでしょう。
でもアルバイトしかできない学生には15万は大金ですよ?
テキストと同列に並べられるものではないです。
もし、バイトをして買えというのならその分勉強する時間を削れということですよね。
それが大学教員の言うことですか?

うちの大学には情報センターがあります。
そこにはパソコンがたくさん並んでいます。
「そこからチェックできるよ、やってみて」の二言で終わりでよかったのではないでしょうか?

もしくは携帯版の情報サイトを作るとか、あなたのできることは感情に任せた愚痴の文章を書く前にいろいろとあったはずです。

こんなことをパソコンもネット環境も整っている私が言っても仕方ないのかもしれませんが、しれませんが……。うがーっ!

ともかく大学と言うある種の最高学府の教員とは思えない愚痴っぷりにかちんときてしまいました。

そして何より問題なのが。

この先生、実名と職業をばらして全世界に情報をだしているのに

個人情報それ以外にも垂れ流しなのです。

娘の顔とか、娘の行ってる幼稚園とか娘のイングリッシュネームとか活動範囲(スーパーなど)とか。

ちなみに私、先生の住んでるところに見当ついてしまいました。車で二十分くらいのとこだわ。

この先生は教員やる前にCP関係の授業受けてきたほうがいいです。

ヤバイよこのPC万能主義者。

思わず履修放棄してやろうかと思いましたが、やめました。

そして小心者なのでネットの片隅で叫ぶだけです。

あームカツク。

by 7thdragon-sister | 2005-06-28 21:41 | 日々雑感