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べんきょう、べんきょーなのです。
2008年 04月 27日 |
ドイツ語と近代史がちょっと不安だな~
そうだ、せっかくUweさんという素敵な案内人(……?)という出会ったのだから、ドイツ語でなんか近代史に親しめるものを!
というわけで(?)、

エリザベート ― オリジナル・ウィーン・キャスト
オリジナル・ウィーン・キャスト / ポリドール





……を買いました。
……。
いやー、私ですね、「この頃」になるとどちらかというイギリスのほうに興味がありまして(専攻第二希望が近代イギリス(というかヴィクトリア朝)でした)、結構この頃の大陸側の知識が「すっからかん」なんですよ。たぶんまともに勉強している高校生の方が「この頃」への知識はあると思います。
習うより慣れろ、といわけで、ちょっと取り寄せてみました。
実は日本語版の舞台も見てないので「邪道かなぁ……」という後ろめたさもあったんですが。

感想:

Ethan Freemanがすげぇぇぇぇぇぇ!!!

なにこのひと!すげー!上手い!これぞ狂言回し!という感じ。
ていうか皆さん歌上手い。やっぱヨーロッパって層が厚いだけに、上手い人もいっぱいいるんだなぁぁぁぁ(遠い目)と思いました。

物語の感想はというと、

皇后エリザベートはこんなに酷い人だったんだろうか(汗)、と思いました。
アレですよね、Luigi Luceni風に言うと、
「コイツ、自由主義者の先駆を気取ってたんだけど、その実態はただの我儘女だったんだぜぇ」
みたいに描かれてますよね。
ハプスブルグの末裔の方々は何も言わなかったのかなぁ。ちょっと気になる。
ちっちゃい皇太子が
「強い人になりたくて、今日は猫を殴り殺したよ。でも本当は優しい人になりたいんだ」
とか酷いorz 凹むわ……おかーちゃん帰ってきたって……orz

で、ちょっと気になってハプスブルグ家の簡単な資料読んでみたんですが(研究室には先輩方が「寄付」という名目で捨てていった、いえ、置いていった本がごろごろしているので助かります)、
「彼女が宮廷を嫌い、あちこち放浪して歩いたとしても、あの狂王ルートヴィヒ二世と同じ血を引いていることを考えれば仕方なかった」
みたいにバッサリ切ってあって、
「それは仕方ないな( ´∀`)」
と納得させられてしまいましたよorz 「血」を出されると納得するしかないねぇorz
ちなみにルドルフに関しても
「彼には一定の思想も信条もあったが、いかんせん表舞台に立ったことがなくそれは一面的で独善的だった。彼が善き君主になったかはわからない」
とバッサリ切ってありました……。
おかげでフランツ・ヨーゼフ一世が
「なんか大変だった人」から「物凄くかわいそうな人」にジョブチェンジしましたよorz

それと、個人的に思ったのですが11曲目の"Elisabeth, mach auf mein Engel"(をを、ウムラウトがない!)は、もしかしたら大英帝国のヴィクトリア女王とアルバート公(王配殿下)のエピソードと対になってるのかなーと思いました。
いえ、フランツ・ヨーゼフ一世とエリザベートに特化した資料を読んでないのでもしかしたら史実にこのようなエピソードがあるのかもしれませんが、この曲を聞いて訳を読んだ時にぱっと浮かんだのがこの夫婦よりもちょっと前の大英帝国女王夫妻の似たようなエピソードだったのです。
しかしグレート・ブリテン島の夫妻は籠城したのは夫の方で、エピソードの終局も大変ほほえましいものになっているのですが。(きっと公は女王にとって「おとうさん」の役割も果たしていたんだろうなあと思う今日この頃)
こちらの物語ではそうはいきませんで。
なんというか、「私をとるの、それともお義母さん(=姑)?!」というのは永遠のテーマだよなぁと思ったりなんだり。


エリザベートは帝国に“Tod”を図らずも連れて来てしまったんでしょうか。
よくわからんです。


……ところで何でかわかりませんが、手元にウィーン版だけでなくドイツ初演版のハイライトCDもあります。
なんででしょう(聞くなよ)(ちなみに定冠詞とある程度の名詞が聞き取れるようになったよ!)。
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by 7thdragon-sister | 2008-04-27 23:57 | 日々雑感