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本日の日記2。ニュースから。
2006年 10月 24日 |
書かなかった分ムダに書いてます(笑)。

必修の世界史授業せず=「受験に不要」と生徒-富山県立高

 富山県立高岡南高校(篠田伸雅校長)が昨年度、2年生の一部に学習指導要領で必修となっている世界史の授業をしていなかったことが24日、分かった。
(中略)
 同校によると、理系の生徒を中心に、地理歴史科目のうち受験で必要なのは1科目であるケースが多く、生徒から受験に関係ない授業を受けることに不満が出ていた。
 このため、同校は「地理・世界史」「日本史・世界史」を選択した生徒に世界史の授業をしなかったという。 (Yahoo!ニュースより)


むー。



理系って文系を凌駕するほど偉いんでしょうか?

えーえー、文系のヒガミだというのはわかってますが、なんつーか、ねぇ。学問に優劣付けられた感じで、ちょっと嫌。
まぁこの高校生たちは「受験→合格」が世界の全てですから(私もそうだった)、時間が惜しいのはわかります。やっぱりこれは、「文系科目の大切さ」を自覚しないまたは伝えられない「大人」の問題だと思う。その前に学習指導要領確認しなかった人が悪いんですが(明らかにぼんミス)。つか世界史の先生は何を考えていたのか?
そしてこの生徒さんたちは、結果として大事な大事な三年生の時間の一部を、二年で終わっているはずの世界史に費やさなくちゃならないんですね。
二年生の一時間と三年生の一時間では、ものすごく持つ意味が違うのに。「安物買いの銭失い」みたいだなあ……。ていうか、もう受験始まってるよなぁ、一部で。大丈夫か?

とある司書資格関係の先生が、
「平安時代とかは、詩が読めたり教養がある人たちがエリートだったから、君たちは大昔だったらエリートだったんだよねぇ」
と皮肉たっぷりに言ってたことがあるんですが、まぁそれは置いといて。

受験制度を抜本から改革しないと、こういう問題は解決しないと思います。
いい学校に受かればそれでいいのか?
使い捨ての知識を教えればそれでいいのか?
うちのゼミにもいるんですよ、頭はいいけど、蓄積がない人。ぱっと忘れてしまうんですね。
だから専門分野のはずなのに、先生に問われてもとっさに出てこない。
そんな知識は学問じゃないと思うんですよ。ただの勉強課程。

あーこういうニュースを聞くとのた打ち回りたくなります。
文系もっと大事にして!って。
文系って理系みたいに今日明日でわかるものじゃなくて、一生かかってもわからないことがあるので、それが「文系の弱み」だよなぁ。でもそれが文型の良さであり強さなんだよなぁ。

損得以外に価値があるものがこの世にはあるのです。
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by 7thdragon-sister | 2006-10-24 14:43 | 日々雑感