Top
マグダラのマリアさん。
2005年 03月 13日 |
フジテレビでやっていたダ・ヴィンチの謎に迫る番組。ちょこっとちゅーとハンパに見ました。

『最後の晩餐』の言及で、イエスの右手側にいるのは弟子ではなくマグダラのマリアではないかという説がでていた。
さらに、番組はマグダラのマリアの生涯に迫り、あるひとつの説を出してくる。
それは、マグダラのマリアがイエスの妻で子どもを生んでいたのではないか。そしてその血脈は現在に至るまでシオン修道会(謎のキリスト教組織。未だに謎の組織)に護られ、現在まで続いているという説。
しかし教会はそれを認めていないし、教会の聖書にはそんなことは書いていない。
(そしてダ・ヴィンチはシオン修道会となんらかの関係があり、そのためにマグダラのマリアへ様々なメッセージを込めたのではないかということであった。)

最初、「え」とか思ったんですが、よく考えればイエスさんって生前(?)は大工さんであって、聖職者ではない*わけですな。そしたら、考えようによっては別に奥さんいてもおかしくないんじゃないかと。年齢的にも。あの時代で三十歳まで独身っていったら逆に考えにくいかも。
そう思うと、奥さんがいるっていう考えは自然ですよね。
ただ裏付ける資料がないと認められないですが。

で、番組は教会は「神の子が俗物的(=妻と子がいる)では困る!」としてその事実を文献から削除し、マグダラのマリアを娼婦としたのではないか、という説を持ち出します。
うーん、この説もわかるんですが、こっちもやっぱり「裏付ける資料がないとなんともいえない」の結論に落ち着きますわな。

謎掛け番組としては面白いけど、だから何といえばそれで終わりのよーな気がした番組でした。
それにしてもこんな説が出てくるようになったということは、欧米では案外「教会離れ」「科学信仰」がものすごく浸透しているのかもしれぬなぁ。
(でもこの番組、「ダ・ヴィンチコード」を読みたい気にさせている点では成功だと思う)(ただし「天使と悪魔」で挫折した私はどうすればいいのか)

*聖職者は宗教によっても違いますが、多くの宗教で様々な理由で妻帯が禁止されています(仏教だと、家庭を持つと様々な欲(自分に対してではなく、「子どもにいい生活させてあげたい」「妻をいい家に住ませたい」などの「欲」)が出てきて、教えるべき一般信徒への僧の仕事がおろそかしまうためなど)。
[PR]